学生Webライター・清水鳴瀬さん

立命館大学2年生(2022年1月現在)。
コロナ禍の中、まったくの未経験でありながら、Webライターの仕事にチャレンジをされました。今では月20本以上の記事を執筆していただくまでに成長されました。
主にOggiやDomaniのSEO記事を担当していただいていますが、最近はホテルの取材記事にも挑戦していただき執筆分野を広げられています。
普段は大学生なので、講義や課題等でPCを使った作業が多いのですが、バイトでもPCとずっと向き合っているため、目を酷使しがちになります。
それによって肩が凝ったり頭痛に悩まされたりすることも多いです。
また、長時間座りっぱなしなので、姿勢が悪くなったり、足がむくんだりすることもあります。 他には、スケジュール管理が大変でした。他の大抵のバイトにはシフトがありますが、ライターのバイトにはシフトが無いので自分で予定を立てないといけません。スケジュール管理をしっかりすること、プライベートの時間とバイトの時間を分けることは大変だと思います。
加えて、記事を執筆する上で、正しい情報、正しい言葉遣いを常に意識しなければならないところも慣れるまでは大変でした。依頼を受けて記事を執筆するため、決まった書き方、規則に則って執筆します。そして、間違った情報を記載するわけにはいかないので、情報の見極めをする力も求められます。
色々な媒体(例えば「〇〇雑誌」、「△△雑誌」というように)で、それぞれ記事を執筆するのですが、一括にフォルダーにまとめて管理していたため、どの記事をどの媒体に納品すればいいのか混乱して間違ってしまったことがあります。
それ以降は、仕事の種類や媒体ごとにフォルダーを分けて管理するようにしています。また、それぞれに納品日や締切があるため、一目で把握できるカレンダー式のスケジュール帖に書き込んで忘れないようにしています。
こうすることで、納品日や締切を忘れることはありませんし、シフトがないライターのバイトにとって、自分で予定を立てることはとても大切なので有効な方法かなと思いました。
まず、正しい言葉遣い、文章の構成の仕方が身につきます。どのように言葉と言葉を接続したら読みやすいか、理解しやすいかなどを常に考えるため、実際に大学のレポートにも役立っています。
最近ではよく「語彙力が無い」「表現力が無い」という会話を耳にしますが、これらの力を養うのに最適なバイトと言えるのではないでしょうか。自分で考えて、自分の言葉で表現することは、今後社会に出ても役立つ能力だと思います。
また、執筆する記事のテーマは、今のトレンドだったり、おすすめの美容法、食事のレシピなど多岐に亘っているため、自分で調べつつ豆知識として知ることが出来るのも楽しい点です。ライターのバイトは、記事の執筆を通して自分の役に立つ情報を知ることが出来ます。
基本的にPCがあればどこでも書くことが出来ます。頂いたテーマに沿って、情報を収集し、執筆します。
このときに、それが正しい情報なのか、それとも個人の意見や間違った情報なのかなどを見極めなくてはなりません。
大学のレポートでもそうですが、きちんとした情報源から読者に伝えたいポイントを自分なりの言葉にまとめて記事にします。
辞書やデータベースを駆使して、より分かりやすく伝えられるように構成や書き方を工夫して執筆するのは、慣れるまで大変ですが、数をこなしていくことで頭の中で組み立てられるようになると思います。
はじめは3時間くらいかかった記事も今では1時間半から2時間で執筆出来るようになりました。
毎月どのくらいの本数を執筆できるか相談しながら決めるので、かなりのばらつきがあります。大学の勉強を疎かにすることは出来ないため、大学の授業が忙しい時は3万円~4万円ほどです。
長期休みや、バイトに力を入れられる時は6万円~7万円くらいの月もあります。例えば私は、長期休みに平日の5日間、毎日少なくとも一本を執筆していました。
多くのバイトは、「週3日から」だったり、「5時間以上勤務」だったりと縛りがきついです。大学のカリキュラムによっては、まとまった時間が取れなかったり、週に1、2回しかバイトに入れなかったりすることもありますよね。
それでも、自分の好きなものを買ったり、友達と楽しんだりするためのお金は欲しい。ライターのバイトは、大学の空き時間や夜寝る前など、いつでもどこでもすることが出来るので、多忙な人におすすめです。また、取材に行くこともあり、他のバイトでは体験できないことも経験することが出来るので、とても楽しくバイトをすることが出来ます。
大学生のバイトと言えば、塾講師や飲食店などが多く、私のように常に人と接することが苦手な人にとっては苦痛になる事もあります。そんな人にもおすすめです。もし悩んでいたら、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
バイトをしながら将来の仕事にも活かせるとても素敵なバイトだと思います。
>「気品あるORIENTAL HOTELで!
【ReFa × Relux】スペシャル美容プラン体験レポ♡」
https://oggi.jp/6630363
>「フットワークが軽い」とは?
言い換え表現や、当てはまる人の性格・特徴について解説」
https://oggi.jp/6623556
>〝獅子奮迅〟←なんと読む? 意味や由来を理解して正しく使おう!
https://domani.shogakukan.co.jp/609565
学生Webライター・カシマミノリさん

京都工芸繊維大学大学院 修士2年生(2022年1月現在)。
大学では空間デザインを学んでいたことから、そうしたスキルを活かしたいと応募されました。執筆だけではなく、画像編集や動画制作の仕事ができることを魅力を感じておられ、意欲的に仕事に取り組んでいただいております。『サライ京都チャンネル』では、動画編集丸々1本をご担当いただきました。動画の編集時には、記事の執筆経験も大いに役に立ったとのコメントをいただいております。
ライターのアルバイトを知ったきっかけは、知り合いからの紹介です。
ライターのアルバイトでは、記事の執筆だけでなく、画像編集や動画制作なども経験できると伺い、とても魅力的に感じました。
そのように感じた理由は、大学でデザインについて学んで得た知識を活かすことができる、そして、IllustratorやPhotoshopといった編集ツールのスキルアップに繋がると考えたことです。
また、その時は新型コロナウイルス感染症の影響で、大学で学んだデザインの知識を授業以外でアウトプットする機会がかなり減っていた時期でもありました。そういった背景もあり、ライターのアルバイトを始めることで、貴重な経験をたくさん積めると考え、エントリーシートを送りました。
記事の執筆の際は、「間違った情報ではないか」そして「他の記事のコピーになっていないか」の2点には特に緊張感を持っています。
当たり前のことすぎて、それが大変なことなの? と思われるかもしれません。しかし、現代はたくさんの情報や記事で溢れている時代です。
だからこそ、様々なソースから得た情報の取捨選択やその言語化にはかなり神経を使います。そのために、時間がかかってしまうことも多いです。
取り扱う内容によっては、自分が想定していた時間の倍以上かかってしまうこともありました。
基本的に学業との両立はしやすいアルバイトですが、思ったより執筆に時間がかかってしまった時は焦りますし、大変だなと感じます。
ほとんどの仕事にマニュアルがあり、サポートも手厚く、そのおかげで取り返しのつかない大きな失敗はまだありません。
もちろん、原稿を送った際、言い回しや表現について修正をいただき、面倒をおかけして申し訳ないなと感じることはあります。
しかし、言い回しや表現の修正は、自分の表現の引き出しを増やし、次の執筆に活かすことができる機会であると捉えています。
ただ、マニュアルに記載された文字サイズや記号についての決まりが守られていないという修正が入った際は、やってしまったと感じます。
誤字脱字だけでなく、そういった気づきにくい修正点にも自分で気づけなくてはならないので、確認の作業は慎重に何度も行う必要があります。
実際に役立ったと感じているのは、動画編集ソフトが新しく使えるようになったことです。
私がライターのアルバイトに応募した時は、動画編集してみたいと思いつつも、挑戦できていない状況でした。そのことを伝えたところ、YouTubeにアップする動画の編集に挑戦させていただけることになりました。
全く使い方がわからなかったソフトが、このお仕事を通して使えるようになり、動画が完成してアップされた時はとても達成感を感じたことを覚えています。
また、記事の執筆は、要点をまとめ、分かりやすい言葉にする作業です。そこで身に付けた力は、将来専門職に就く私にとって、専門知識を持たない顧客様にプレゼンテーションする際などに必ず役立つと考えています。
まず、執筆の手順についてお話します。
執筆は、参考にする記事を読み、メモを取ることから始まります。
次に、記事の構成とメモを照らし合わせて、どこにどんな内容を書くのか決めていきます。
この時、私が気をつけている点は、ターゲット層を意識した情報を選択することです。そして、集めた内容を自分の言葉で文章にしていきます。最後に、3回以上読み直して、不備がなければ提出です。
続いて、いつ執筆しているかについてです。私は、大学院での研究活動や他のアルバイトもしています。そのため、夜や休日にまとめて執筆する、もしくは隙間時間に少しずつ進めるパターンが多いです。個人的には、夜や休日に集中して一気に書き切る方が、結果的にかかる時間が短い気がして、おすすめです。
私は記事の構成から執筆、動画編集など様々な案件に挑戦させていただきました。そのため、仕事内容によって月収は異なりますが、平均すると1万円前後くらいです。
私も応募前は未経験で、語彙力や文章力に自信があったわけでもなく、自分にできるのかなと思っていました。また、応募時はこれから就職活動が始まり、大学院での研究も本格化するというタイミングで、それらと両立できるのか不安でした。
しかし、実際に応募してライターとして働き始めてからは、そんな心配しなくてもよかったなと感じました。そのくらい、自分の適性や希望、学業の状況などを考慮して仕事内容や量を調節していただけますし、サポートも手厚いです。
少しでも挑戦してみたいというお気持ちがあるのであれば、ぜひ1歩踏み出していただきたいなと思います。そして、1歩を踏み出したら、与えていただいた仕事をこなすだけでなく、どんな仕事をやってみたいかを考え、積極的に伝えてみてほしいです。
機会さえあればやってみたい仕事を任せていただける環境なので、希望を伝えることで、より実りの多い経験ができるのではないでしょうか。
ここでしか経験できないことがたくさんあります。ぜひ一緒に楽しんでお仕事しましょう。
>【動画】「【京都のホテル満喫紀行】「星のや京都」~滞在21時間を42時間にも63時間にも感じられる過ごし方」
https://www.youtube.com/watch?v=hRDS8su_mFk&t=14s
>【画像デザイン】「絵本『ぐん太』発売記念! 夢枕獏先生インタビュー」
https://www.youtube.com/watch?v=XFIn8CRzQvI
>「コーヒー豆・粉の味が長持ちする保存方法とは? 気を付けたいポイントとおすすめ保存容器」
https://hugkum.sho.jp/205311
>「イケアのソファベッドおすすめ5選! 人気の「FRIHETEN」や模様替えカバーもチェック」
https://hugkum.sho.jp/284105
学生Webライター・トヨダリコさん

同志社大学4年生(2022年1月現在)。
演劇サークル活動において、脚本の執筆を担当されており、さらなる表現力を磨きたいとの思いから、Webライターの仕事にチャレンジをされました。
現在では署名記事を中心に執筆いただいております。特に『サライ.jp』の「脳トレ漢字」や「日本史人物伝」は多くの読者を獲得し、編集部からも高い評価を得ています。
自分で働く時間を決めて作業が出来る仕事がしたい、と思ったことがきっかけでした。私は大学で活動時間が長めのサークルに所属しており、飲食店といった固定の時間で働くアルバイトとの両立が難しく感じていました。
そこで、在宅で好きな時間に作業ができるライターという仕事ならば、サークルと並行しつつ上手に働けると思いました。
また、自分の頭で考えて動くのが好きだった、という点も大きかったかもしれません。
時給の仕事だとどうしても漫然と受動的に働いてしまう自分がいました。ライターならば、自分で考えて書いた結果が記事という形で実際に残るので、自発的に働けるのではないか、と考えてこのバイトを選びました。
普段から文章を書くのが好きで、慣れていたので、たくさんの文章を書くこと自体に抵抗はありませんでした。
ただ、いざ始めてみると、読者層に合わせた言葉遣いで書くのに苦戦しました。普段学校のレポートで使うアカデミックな言い回しでは、読み手に距離感を抱かせてしまいます。また、高齢の方も読むような記事の場合は、普段私が使う言葉では読みづらくなっています。そうした、読み手の目線になって書くことの難しさを痛感しました。
また、ネット上で不特定多数の人の目に届く記事なので、分かりづらい表現や誤解を招くような言い回しに注意しなければなりません。このような普段意識しない点に気を配ることも慣れないうちは大変でした。
一度、記事の内容とは食い違った写真を掲載してしまい、読者の方から間違いを指摘されたことがありました。記事を書く際にイメージ画像としてアップした写真と、記事の内容に違和感を抱かせてしまったのです。
私はあくまでイメージ画像のつもりで、そこまで画像に写っている情報にこだわっていませんでした。しかし、受け取る側がその意図を汲み取ってくれるとは限りません。
こうした失敗は私の、情報を提供する立場としての責任が不足していたことが原因でした。一人で黙々と記事を書いていると、つい誰かに見られているものだという意識が欠けてしまいがちです。
たくさんの人の目に届くものだという意識を持ち、情報の正しさには細心の注意が必要だと痛感したのを覚えています。
自分の頑張りが記事に残るので、就職活動で自信を持ってアピールするのに役立ちました。
面接で「どんな記事を書いているのか」と聞かれた際に、実際に仕事ぶりを見せられたことで、相手に伝わりやすかったのではないかと感じています。何を考えてアルバイトに力を入れていたのか、といったような抽象的なことも、実際に成果を見せると説得力がつきました。
また、記事の内容に応じて様々な種類の文章を書くことになるので、対応力が身につきました。将来どのような仕事に就くにせよ、社会人としてきちんとした文章を書くスキルは必須です。ですので、アルバイトで身につけた様々な文章への対応力を活かせる場面が必ず来ると考えています。
普段記事を書くときには、本やネットから集めた情報を精査して、文章を組み立てています。
基本的な記事の流れは決まっているので、それを参考にしつつ、自分でタイトルや見出しを考え、本文を書いていきます。
その際私が注意しているのは、画面の見やすさです。スマホやパソコンで表示されたとき、画面にびっしりと文字があったのでは、せっかくの読みやすい文章でも見てもらえません。
行間を空けたり、画像を挿入したりと、見やすく飽きない画面作りがなにより重要だと考えています。
また、情報の取捨選択は書き手の判断になります。玉石混交のネットの情報の中で、どれは信頼できて、どれは不確かかを見極めて記事を仕上げるので、そうしたスキルも磨かれると思います。
私は学業やサークルの隙間時間に執筆をし、月に平均3~4万円ほどいただいています。作業時間と同様に、月ごとの仕事の量も自分の忙しさに合わせて調整できます。
ですので、自分のやりたいことと並行しながら、自分が満足する分を稼ぐことが可能だと思います。
慣れてくれば一つの記事の執筆にかかる時間も少なくなっていくので、短時間でたくさんの記事を仕上げられるようになります。私はその方が、時給で働くよりも効率良く働けるのではないかと考えています。
また、歩合制なので自分の頑張りが給料に比例するのも、仕事のモチベーションになるのではないでしょうか。
ライターの仕事は単に“働く”という以上に、“自分を磨くこと”に繋がるものだと考えています。というのも、私自身が文章を書く中で、読み手のことを考える想像力や、自分の考えを整理しアウトプットする力など、様々なものが得られたからです。
普段は調べないようなマニアックな情報も執筆のためにたくさん収集することになるので、個人的な学びにも繋がります。そういった意味で、自分に還元されるものが多い仕事だと思います。
たとえ文章を書いた経験が少なくても、やっていくうちに慣れていくので特に問題はありません。一人で黙々と作業するのが得意な人や、きちんと考えて行動するのが好きな人にはぴったりなので、迷っている人はぜひ挑戦してみてください。
>「独擅場」は何と読む?「どくだんじょう」ではありません【脳トレ漢字72】
https://serai.jp/hobby/1049166
>『鎌倉殿の13人』が構成する「十三人の合議制」とは? 対立の構図まで解説【日本史人物伝】
https://serai.jp/hobby/1046497
>渋沢栄一が今の日本にいたら、どういう知恵を出したのか?【曾孫が語る渋沢栄一の真実】7
https://serai.jp/hobby/1044297
>心の持ちようで、人生、如何様にでもなる【心磨く名言 第二回】 高杉晋作
https://serai.jp/hobby/1019458
>時代を超えて愛される、一度は泊まりたい日本の名門クラシックホテル6選
https://serai.jp/tour/1014679