「綴織技術保存会 奏絲綴苑」の認知拡大とPR活動の支援
「京都の綴織(つづれおり)を幅広い年代に知ってもらい、工房に来てもらう」をテーマに、小学館、京都新聞のメディアに露出をしました。同時に、京都市観光協会様と協力体制を築き、ちらし2,000部を京都市観光案内所2か所・お寺3か所に設置し、人目に触れる機会を上げました。
【アプローチと施策】
綴織と小学館刊行の絵本『地獄めぐりの橋』(青山邦彦・著)とのコラボレーション企画提案・実施
奏絲綴苑(そうしつづれえん)様は高い技術により、主に名画を綴織で表現、展示会に出品されて来ました。完成品を見ることはできますが、製織過程を見ることはできません。綴織の魅力は「綴機(つづればた)」という人の手足のみで操作する織機を使用し、職人技が光る爪で織る製織過程を含めたものだと私たちは考えました。そこでこれから発売される(※企画当時)絵本とのコラボレーション企画を提案することで、製織過程も魅力の一つとしてお客様にご覧いただける仕組みを実現しました。
コラボレーション企画を伝える「読み物ちらし」を制作、
京都市内5か所に設置
絵本『地獄めぐりの橋』の舞台は”京都”、テーマは”地獄”でしたので、京都市内にある”地獄”に関連した3寺(六道珍皇寺様、矢田寺様、千本ゑんま堂様)にご協力をいただき、スタンプラリーの企画を実現、ちらしを設置いたしました。
また、京都市観光協会様に後援をいただき、京都駅前と三条にある京都市観光案内所にもちらしを設置いたしました。2019年8月の一か月間で2,000部のちらしを配布いたしました。
コラボレーション企画が京都新聞夕刊一面、小学館のウェブサイト「HugKum」で紹介されました。
一連の奏絲綴苑様のお取り組みを京都新聞ならびに小学館のウェブサイト「HugKum」にご取材をいただきました。
2019年から2020年にかけて製織していく予定のため、長くPRをすることができます。京都新聞では夕刊一面に掲載されたため、反響は大きいものとなりました。
(HugKum掲載記事はこちらよりご覧くださいませ)
【効果・成果】
東京、そして地元・京都のメディアで広く奏絲綴苑様の告知をするご支援ができました。制作スタートの発表の告知にとどまらず、2020年の完成時にはさらなるメディア露出、各紙取材を予定しております。