このたび、弊社が編集プロダクションとして制作に携わりました、『サライ.jp』にて2026年8月23日に配信された記事「豪姫とはどんな女性? 秀吉の養女となり、宇喜多秀家に嫁いだ前田利家の娘の生涯【日本史人物伝】」において、岡山市が著作権を有する「豪姫」の肖像画を、許諾を得ることなく利用したイラストが掲載される事態を招きました。
肖像画の著作権者である岡山市、ならびにイラスト制作者である三善千愛様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
本件のイラストは、弊社が編集プロダクションとして記事制作を担当する中で、フリーランスのイラストレーターに制作を発注し、サライ.jp編集部に納品したものです。
制作を依頼する際、弊社は豪姫に関する十分な肖像資料を用意することができず、女性の着物姿の参考資料のみを提供して、イラスト制作を依頼しました。
その後、イラストレーターはWeb上で「豪姫」を検索し、表示された当該肖像画について、権利者の有無や利用の可否を確認しないまま「ChatGPT」に読み込ませ、併せて「中世戦国時代の姫を出して欲しい」とプロンプトを入力して画像を出力させました。
その上で、出力された画像を画像編集アプリ「Affinity」に取り込み、スタンプを載せるなどして着物の柄などを変更しました。また、顔については、別の銅像資料を参考に、ペンなどを使用して変更し、本件のイラストを制作しました。
弊社は、納品されたイラストについて、当初提供した参考資料との相違や、その制作過程でどのような資料を使用したのか、また、それらの資料に関する著作権その他の権利関係について十分な確認を行わないまま、サライ.jp編集部様へ納品してしまいました。
著作物を取り扱う編集プロダクションとして、本来であれば、制作を依頼する段階から権利関係について明確な指示を行うとともに、納品前にも十分な確認を行うべきでした。それらが徹底できていなかったことを、重く受け止めております。
今回の事態を受け、今後は、制作物を外部へ依頼する際には、第三者が権利を有する著作物を許諾なく使用しないことを明確に指示し、参考資料や制作方法について事前に確認をいたします。
また、納品時には、制作過程で使用した資料や生成AIの使用の有無を確認するとともに、第三者の著作物との類似性や権利関係についても確認する体制を整え、再発防止に努めてまいります。
岡山市が著作権を有し、三善千愛様が制作された大切な作品に対し、このような事態を生じさせてしまいましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
今後、同様の事態を二度と起こすことのないよう、著作権をはじめとする権利に対する認識を改め、編集・制作および確認体制の改善に真摯に取り組んでまいります。
2026年9月17日
京都メディアライン合同会社

