情報発信力について考える(1)

情報発信力って何なんですか?

しばしば、企業の方と次のような会話をいたします。
「うちは情報発信力が無くて…駄目なんですよ」と仰る企業様。「そうですか…そうでも無いじゃないですか?」と受け答えをする私なのですが….心の中では、何時も次のような疑問が起こります。
「この方が仰っている情報発信力って何なんだろう?」と、きっとインターネットを使った情報発信の回数(頻度)の事を仰っているのかな?
或いは、消費者に関心を持ってもらえるような”反応のある情報が発信できていない”と言う事なのか?判然といたしません。

そこで「情報発信力」について、これから時間を掛けて深く考えみたいと思います。まず、私が考える「情報発信力」とは、少なくとも以下にあげる7つの能力や技能を兼ね備えた総合的能力を意味しているのではなかろうかと理解しております。

 ・情報のネタを見つけ出す力(着眼力)
 ・情報の発想・創造力(企画力)
 ・情報を作る力(編集能力)
 ・情報チャンネルを選ぶ力・見つける力
 ・情報チャンネルを活用する能力(ITリテラシー)
 ・情報を受け取る人の把握と理解
 ・コンテクストの把握とタイミング

私の認識が正しいとするならば「情報発信力」は、容易に身に付く能力では無いことはご理解いただけるのではないでしょうか。
要するに、インターネットが普及し、人々の生活の中に深く浸透してしまった今日、「情報発信」は簡単であるが、ターゲットとする受信者へ誤解なく的確に伝えられる「情報発信力」は必要不可欠になるのではなかろうか。
少なくとも、企業とりわけ中小企業は「情報発信力」を、しっかりと身につけることが必要なことは確かだろう。

「情報発信の知恵」のコーナーでは、情報発信力の7つの能力や技能について、深く考察していきたいと思っています。何かの参考にしていただければ幸いです。