SNSにおける傷の舐め合い

広がらない・繋がらないSNS

中小企業におけるSNSの活用リテラシーの低さには驚く事がしばしばある。
失礼ながら「お粗末」と言わざるを得ない。まるで、日本の村社会をみている様な気分になる。
Facebookを利用している方で、次の様な行為・行動をした事はないだろうか?
ある日、何か投稿する。すると投稿の内容には関わりなく「いいね」が付く。
見てみると「いいね」をしてくれたのは、決まって顔見知り、取引先や友人知人、言うなれば”向こう三軒両隣”の知り合いのような感じだったりする。
次の日「いいね」をくれた、知人友人が何か投稿すると、投稿の内容などロクに読みもしないで、先ずは「いいね」を付ける。昨日「いいね」をしてくれたので「いいね」のお返しをしなければと思いクリックをする。何か、新作落語のネタにでもなりそうな行為であるのだが…..。
私は、こうしたSNSの利用の仕方を「SNSの傷の舐め合い」或いは「提灯いいね」と呼んでいる。それは、少ないフォロワー同士で慰め合っているかのように見えるからである。

別に、普段から会っている近所に住んでる人、同業者がSNSでコミュニケーションをとる必要も無いのに、流行っているし、皆が使っているので利用しなければならないと思ってSNSに参加している。これは、まさしく日本の村社会的な行動である。Facebookの個人アカウントであるならいざしらず、ビジネスで利用するFacebookページで”傷の舐め合い”や”提灯いいね”はやめた方がよろしいかと思うのであります….。

リアル社会でも村社会に他の人は入りづらいものである。
会った事のない、顔も知らない人と繋がるところに、SNSの面白さと醍醐味がある。したがって、もっと”広がりがあり・繋がるSNS”の活用法を身につけて欲しいものだ。
”広がりがあり・繋がるSNS”にするためには、何が必要かといえば、情報の魅力、コンテンツの面白さに他ならない。
現実社会、リアルコミュニティーにおいても、楽しい人、面白い人には、多くの人が集まる。これインターネット上でも全く同じであるのだか、さて、あなたは魅力ある情報、面白いコンテンツを提供できているでありましょうか?