評判について考え学ぶ

企業経営者であれば、誰しも自社にとって”好ましい評判”が広まる事を望まない者はいないだろう。
ならば、どうすれば”好ましい評判”が生まれ、広まるかを理解しておかなければならないはずなのだが…..?いったい、どれだけの経営者が、”好ましい評判”を生み出し、広める方法を論理的に理解しているだろうか?
そんな素朴な疑問を持ったので「評判について考え学ぶ」ことにした。
この個人的な考察が、中小企業経営者の方々に、少しでも役に立つ事を願いながら綴ることとする。

さて、第一回目の投稿なので、現状理解と把握をしながら一つの提言をしてみたい。

評判の内容の良し悪しに関わらず、インターネット社会となった今日では、核爆発のような伝播力で評判は広がる。特に悪評やゴシップに至っては、内容の信憑性など、お構いなしで拡散してゆく。
おまけに、金になるなら「いいね」や、ヘイト評価も平気で生み出し、無責任に拡散される。

このような社会において「真面目にコツコツ、丁寧に商いをしていたら良い評判は広まる」という旧来の考えで良いのだろうか?…..と考えてしまう。商いの姿勢として、根本的に決して間違いではない。
しかし、もう既に「真面目にコツコツ…..」だけでは、駄目な事は多くの経営者は理解できるであろう。

そこで、一つの提言をしたいのが….。
まず、中小経営者が取り組まなければならない事がある。
それは、”好ましい評判”を生み出し、広める方法や仕組みづくりを考える前に、自社にとっての悪評やデマ、ゴシップを生み出さない環境を整えるべきであろう。
企業のリスクマネージメントの一環として、自社の悪評やデマ、ゴシップの因子となるモノを探し出して”駆除”しておかなければならない。

さて、読者の方へ私からのご質問です。貴方の会社の中に「不満分子」はいませんか?
その不満分子は、SNSをどの様に利用しているでしょうか? ご存知ですか?

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